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最新技術トピックス

マルチインピーダンスソケット


製品概要

単一のテストソケット構造体の内部に、単一のスプリングプローブを使用し異なる伝送形態に対応し、複数の伝送インピーダンスを実現したテストソケットです。

技術背景

Beyond the 5G/6G、車載情報系、次世代ルーター向けに開発されるSoCデバイスは物理的な集積度が上がると共に多種多様な機能が集積される傾向が強まっています。これに伴いSoC開発では、これらの機能を外部回路と接続する外部インタフェースの実装種や実装数も必然的に増えているのが現状です(右図)。
この様な大規模高速SoCのテスト及び評価には、それぞれの外部インタフェースで規格化された伝送特性、例えばシングルエンド/差動、NRZ/PAM4、インピーダンス値等にマッチさせたテストソケットが必要になります。
以前においては同軸系テストソケット等で異なる伝送仕様に対応していましたがインタフェースの規格が増えるにつれ複雑な対応となり難しくなっているのが現状でした。
そこで当社では1種類のプローブのみで、シングルエンド/差動伝送路を問わず種類の異なる外部インタフェース規格に適合させる事が可能なマルチインピーダンスソケットを開発しました。

特長

  • シングルエンド/差動を問わずインピーダンスマッチング可能
     Zo=50Ω
     Zdiff=80/85/90/100Ω
  • 変調方式 NRZ/PAM4対応
  • 実現帯域
     NRZシングルエンド ~32Gbps
     NRZディファレンシャル ~64Gbps
     PAM4ディファレンシャル ~128Gbps
  • 対応ピッチ 0.5mm~

開発例

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